どもrenです。
僕はAmazonをこよなく愛していました。
多いときには週末にダンボールが5個や6個積み上がることもあって、かなり使いすぎた月もありました。やはり時間指定が無料でできたり、お急ぎ便であれば、翌日には届きますから、とても便利ですよね。
通常の通販ってだいたい届くのが早くて3日~4日後、遅いと一週間後とかはザラだったので、通販の常識をぶち破ったAmazonが快調なのは当たり前ともいえますね。
しかし、ヤマト宅急便の労働時間が多い問題やそれに付随する形での残業代未払い問題を経て運送業界もかなり苦しい状況に追い込まれています。
Amazonの配送が大変すぎて、佐川が撤退してその後にヤマトが請け負った経緯もあるくらいですからね。
そんな「急いで届ける」のがブームだった通販業界にあらたな風を送り込んでいる「ロコンド」の「急ぎません便」が話題だとのこと。
なぜ話題になっているのでしょうか?
また導入した理由とはなんでしょうか?どのようなメリットが企業と自分たちにはあるのでしょうか?
今日はそのあたりを調べてみましたよ。
急ぎません便が話題なのはなぜ?その理由とメリットは?
通販業界において今までのトレンドはお急ぎ便でした。
楽天などでも、あす楽という翌日配送に対応したショップなどがでてきて、いかに注文された商品を早く届けるかという点にばかり目が行っていました。
しかし、ヤマトの問題を皮切りに運送というリソースの限界を悟った通販業界は、その戦略を方向転換せざる負えなくなってきています。
なにせ物が売れても、届ける人がいなければ通販業界はやっていけませんからね。
事実巨人Amazonですら、そのことに苦慮してヤマト以外の運送業を使ったりして、「届かない」というクレームが届いているという状況もあるようですから。
そういった状況の中で自分たち届けてもらう側の意識にも変化が生まれました。
それは、無理して早く届けてもらわなくても大丈夫。
それより運送業の方の労働をいたわりたいという気持ちです。
ロコンドの「急ぎません便」はそういった運送業界の状況や自分たち届けてもらう側の意識の変化を捉えて、導入に踏み切ったのでしょう。
また、自分たちお客側にも、急がないという層が一定以上いるのも事実です。
事実ロコンドのサービスに対して、以前からそういったサービスを望む声があったようです。
例えば、僕はサラリーマンですが荷物を注文しても受け取れるのは週末だけです。
土日に荷物を受け取るようにしているため、お急ぎ便というのはあまり使いません。
そういった平日には受け取れない層には、時間指定できる方がありがたいです。
また、地味に嬉しいのがポスト投函できるサイズであれば、ポスト投函便が190円で指定できるという点ですね。
小さい商品でもAmazonで頼むと大きな箱で届く場合があります。
するとこちらとしては、これって小さいんだからポストに入れてくれればいいのに。
と思うことがあります。
また、荷物の受取があるとその時間は家にいる必要があるため、出かけたり予定を立てることができません。また、受け取るのが面倒という声もあります。
僕は、そういったニーズに対応しているヨドバシカメラの使用頻度がかなり上がってきています。
多少高くても、Amazonよりヨドバシカメラを使うようになっているので今後もAmazonは追従するかもしれませんね。
急ぎません便は料金がお得に?
急ぎません便は、自分たちにとっても料金が安くなるというメリットがあります。
翌日指定(お急ぎ便)から100円を値引きした価格で送料が設定されているからです。
またロコンド側にもメリットがありそうです。
ロコンドは自社倉庫から発送をしていると思いますが、お急ぎ便ばかりだと倉庫での荷詰め作業がかなり逼迫して、常に作業に追われた状況になるでしょう。
そういった部分がかなり軽減される可能性があり、運送業、顧客、ロコンドとすべての利害が一致したサービスなのかもしれませんね。
まとめ
ロコンドの急ぎません便が話題になっています。
お急ぎ便がヤマトの問題などで問題視されている中でのこのサービス、かなり評判のようです。
また、送料が安くなったり、作業が軽減されるなどロコンド側にもメリットがありそう。
こういったサービスは、対応の幅を広げ社会問題に対して目を向けているというアピールにもなるので、今後も追従する企業が増えそうですね。